1980年代中期~後期 ・ アメリカ
Atari 7800
1986 ・ Atari Corporation
基本情報
- 発売年: 1984年開発完了(発売延期)/ 1986年1月正式発売(北米)
- メーカー: Atari Corporation
- 国: アメリカ
- CPU: MOS Technology 6502C("SALLY")@ 1.19/1.79 MHz
技術詳細
- RAM: 4KB
- 解像度: 160×240 / 320×240ピクセル
- 特徴: Atari 2600カートリッジとの完全後方互換を実現
- グラフィックス: MARIA チップによるスプライト表示強化
代表ゲーム
Ms. Pac-Man、Pole Position II、Robotron 2084、Xevious
歴史的背景
Atari 7800は、1984年に開発が完了していながらAtari社の分裂・売却騒動により2年間発売延期という異例の経緯を持つ機種です。発売時にはすでにNintendo Famicom/NESが市場を席巻しており、後発のハンデを背負ってのスタートでした。
最大の特徴はAtari 2600用ソフトがそのまま動作する後方互換性。5200で犯した「互換性放棄」の教訓を活かし、既存ユーザーの資産を守る設計に転換しましたが、市場全体はすでにNintendo一強体制に移行しており、大きなシェア逆転には至りませんでした。
うんちく
- 発売延期の原因は、Atari社がワーナー・コミュニケーションズからJack Tramiel(元Commodore創業者)へ売却された経営混乱
- 後方互換設計は、後のゲーム機(Wii、PS4等)にも通じる「資産継承」戦略の初期実践例
- 生産終了は1992年、Atari 2600と同時期まで併売された