1980年代中期~後期 ・ 日本
NEC PC-6001 / PC-8801
1981 ・ 日本電気(NEC)
基本情報
- 発売年: 1981年11月(PC-6001)/ 1981年12月(PC-8801)
- メーカー: 日本電気(NEC)
- 国: 日本
- CPU: Zilog Z80A互換 @ 4 MHz(PC-8801)/ Z80A @ 4 MHz相当(PC-6001)
技術詳細
- RAM: 32KB〜64KB(PC-8801、後継機は最大1MB超まで拡張)
- 解像度: 640×200ピクセル(PC-8801、8色)
- 媒体: カセットテープ→5インチフロッピーディスクへ移行
- 特徴: N-BASIC標準搭載、日本語表示対応
代表ゲーム
イース(日本ファルコム)、ザナドゥ、テグザー、ポートピア連続殺人事件(堀井雄二作)
歴史的背景
PC-6001とPC-8801は、日本の「パソコンゲーム文化」を確立した二大巨頭です。PC-6001は比較的安価な家庭向け普及機として子供・学生層に浸透し、PC-8801はより高性能なビジネス・ホビー両用機として、日本ファルコムやエニックス(現スクウェア・エニックス)などの名作RPG・アドベンチャーゲームの主戦場となりました。
家庭用ゲーム機がアクション・アーケード移植中心だったのに対し、PC-88系はテキストアドベンチャーやRPGといった「読ませる・考えさせる」ゲームジャンルの土壌を育て、後の日本製RPGの文化的基盤を築きました。
うんちく
- 「ポートピア連続殺人事件」はPC-8801版が原典で、後にファミコン移植版がテキストコマンド式ADVの金字塔となった
- NECはPC-8801シリーズを1988年のPC-8801MC2まで約10年近く展開し、日本のパソコン市場を長期支配
- 同時代のライバル機シャープX1・富士通FM-7と合わせ「御三家」と称された