1980年代中期~後期 ・ 日本
シャープ X68000
1987 ・ シャープ
基本情報
- 発売年: 1987年3月
- メーカー: シャープ
- 国: 日本
- CPU: Motorola 68000 @ 10 MHz
技術詳細
- RAM: 1MB(拡張で最大12MB)
- 解像度: 最大768×512ピクセル、65,536色中表示
- グラフィックス: アーケード基板に匹敵するスプライト・BG機能を搭載
- 初期価格: ¥369,000(当時としては高額な「業務級」パソコン)
代表ゲーム
グラディウスII、大魔界村、双界儀、悪魔城ドラキュラ
歴史的背景
X68000は、「パソコンでアーケードゲームを完全再現する」ことを目標に開発された、日本ゲーム史上屈指の高性能機です。当時のアーケード基板と同等のスプライト表示能力を持ち、カプコンやコナミのアーケードタイトルがほぼ完璧な移植度で家庭に持ち込まれたことは、当時のゲーマーに衝撃を与えました。
高価格帯ゆえ一般家庭への普及は限定的でしたが、ゲームクリエイター・プログラマーの育成機として絶大な影響力を持ち、多くの著名開発者が学生時代にX68000でプログラミングを学んだと証言しています。
うんちく
- シャープの技術者いわく「パソコンでゲームセンターを作る」が開発コンセプトだった
- 本体デザインは近未来的な「アーケード筐体風」で、縦置きタワー型を初めて一般化させた国産機の一つ
- 2023年にはミニチュア復刻版「X68000 Z」がクラウドファンディングで発売され話題になった