1980年代初期 ・ アメリカ
Bally Astrocade
1977 ・ Bally Manufacturing(Midway傘下)
基本情報
- 発売年: 1977年(限定販売)/ 1978年(全国展開)
- メーカー: Bally Manufacturing(Midway傘下)
- 国: アメリカ
- CPU: Zilog Z80 @ 1.789 MHz
技術詳細
- RAM: 4KB
- 解像度: 160×102ピクセル、8色パレット
- 特徴: 本体内蔵の簡易BASICプログラミング機能(カートリッジ追加で対応)
- コントローラ: 「ハンドコントローラ」と呼ばれる回転式グリップ
代表ゲーム
Gunfight、Blackjack、Checkmate、Football
歴史的背景
Astrocadeは、アーケード大手Ballyが自社のピンボール・アーケード技術を家庭用に転用したユニークな機種。Z80プロセッサと8色グラフィックスは当時のAtari 2600より高性能でしたが、Bally社内の販売網(カジノ機器中心)とゲーム機市場の相性が悪く、全国的な流通網構築に失敗しました。
回転式のハンドコントローラは独創的な操作感を実現しましたが、消費者への浸透は限定的で、1980年代初頭にひっそりと市場から姿を消しました。
うんちく
- 本体にBASICインタプリタを搭載し、プログラミング学習機としての側面も持っていた
- 一部モデルはConsumer Video and Chess Systemとしても再販された
- 高性能ながら販売網の弱さで埋もれた「もう一つの隠れた名機」として、レトロ愛好家の間で再評価が進む