1980年代初期 ・ アメリカ
RCA Studio II
1977 ・ RCA(Radio Corporation of America)
基本情報
- 発売年: 1977年1月
- メーカー: RCA(Radio Corporation of America)
- 国: アメリカ
- CPU: RCA CDP1802 @ 1.78 MHz
技術詳細
- RAM: 512バイト
- 解像度: 64×32ピクセル(モノクロ)
- 入力: 本体一体型の数字キーパッド2組(コントローラ非分離)
- ディスプレイ出力: 白黒のみ、音声出力なし
代表ゲーム
Freeway、Bowling、Baseball、Tic-Tac-Toe(本体内蔵5タイトル)
歴史的背景
RCA Studio IIは、Fairchild Channel Fとほぼ同時期に登場した業界最初期のカートリッジ式コンソールの一つですが、設計の古さが致命的でした。コントローラが本体に固定された数字キーパッドで、Pongブームで消費者が期待していた「アナログ操作」を持たず、さらに音声出力を欠いていたため、Atari 2600のようなアクション性の高いゲームに対応できませんでした。
RCAはカラーテレビ技術で名を馳せた大企業でしたが、ゲーム機事業では市場の求める方向性を読み違え、わずか1年で生産終了に追い込まれました。
うんちく
- 出荷台数はわずか10万台規模と推定され、初期コンソール戦争の「早すぎた退場者」の代表例
- 内蔵ゲームのみでカートリッジ供給がほとんど拡充されなかった
- CDP1802はNASAの人工衛星にも採用された堅牢なチップだったが、ゲーム用途には非力すぎた