1980年代初期 ・ アメリカ(設計は台湾・香港系企業がOEM供給)
Emerson Arcadia 2001
1982 ・ Emerson Radio Corporation
基本情報
- 発売年: 1982年
- メーカー: Emerson Radio Corporation
- 国: アメリカ(設計は台湾・香港系企業がOEM供給)
- CPU: Signetics 2650A @ 3.58 MHz
技術詳細
- RAM: 1KB
- 解像度: 128×208ピクセル程度、8色
- カートリッジ: 独自規格(後にライセンス版が複数ブランドで販売)
代表ゲーム
Bobby Is Going Home、Space Vultures、Frogger(クローン含む)
歴史的背景
Arcadia 2001は、1982年のコンソール戦争激化期に乱立した「Atari 2600対抗機」の典型例です。Emerson自身の開発ではなく台湾のOEMメーカーが設計した基板を各国の代理店がブランド名を変えて販売する方式が取られ、同一ハードウェアが世界各地で別名(Bandai Arcadia、Hanimex Rainbowなど)で流通しました。
グラフィックス性能はAtari 2600並みでしたが、独自カートリッジ規格ゆえソフトライブラリが乏しく、1983年の市場崩壊で完全に淘汰されました。
うんちく
- 同一基板が世界各国で10種類以上のブランド名で販売された「OEM再販モデル」の代表例
- Signetics 2650Aは産業用途向けの汎用CPUを転用したもので、ゲーム専用設計ではなかった
- 現在は主にヨーロッパのレトロコレクターの間で言及される程度の知名度