1980年代中期~後期 ・ 日本
Nintendo Famicom / NES
1983 ・ Nintendo
基本情報
- 発売年: 1983年7月15日(日本、Famicom)/ 1985年10月18日(北米、NES)
- メーカー: Nintendo
- 国: 日本
- CPU: Ricoh 2A03(NTSC、1.79 MHz)/ Ricoh 2A07(PAL、1.66 MHz)
- ベース: MOS Technology 6502(ライセンス版)
技術詳細
- RAM: 2KB(ワーク)+ 2KB(ビデオ)+ 256バイト(スプライト)
- 解像度: 256×240ピクセル
- 音声: 5チャネル(矩形波2、三角波1、ノイズ1、DPCM1)
- ライセンス: 10NES ロックアウトチップ(西洋版、海賊版対策)
代表ゲーム
- Super Mario Bros.(6,195万本)
- Duck Hunt(2,671万本)
- Excitebike
- The Legend of Zelda
- Metroid
- Donkey Kong(アーケード移植ほか)
出荷台数
全世界: 6,191万台
・北米: 3,481万台
・日本: 1,936万台
・欧州ほか: 774万台
初期価格
- Japan(Famicom): ¥14,800
- North America(NES): $199.99(推定)
生産期間
- 北米・欧州: 1985〜1995年8月14日
- 日本: 1983〜2003年9月25日(ミニFamicom含む)
歴史的背景
Famicom/NESは業界を救世主のように立ち直らせた第三世代コンソール。1983年の北米ビデオゲーム市場大破局で崩壊寸前だった市場に、Nintendo が「家庭用ゲーム機は玩具ではなく家電」という位置づけと、Super Mario Brosという不朽のキラータイトルで再活性化。
ロックアウトチップによるライセンス管理は、粗悪ゲーム氾濫を制御し、業界品質の維持に貢献。家庭用ゲーム=ファミコン という日本での絶対的シェア確立は、その後30年のNintendo覇権をも決定づけた。
うんちく
- 西洋版NESは、前載機(Atariなど)との非互換を意図し、見た目をビデオカセット・レコーダー風に改設計
- Japan版「ファミリーコンピュータ」は、家族全員でのゲーム利用をマーケティング軸に。アメリカ版は「Entertainment System」とエンタメ色を全面化
- Super Mario Brosは単なるゲームではなく、「ゲーム機を購入する理由」そのもの。この「パッケージ・キラータイトル戦略」が後のソニー、マイクロソフトのPlayStation / Xboxへと引き継がれた