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月7万円のリース地獄を、月3,980円のiPadアプリで終わらせる ― 飲食店向け新アプリ「TableTap(仮)」構想公開

月7万円のリース地獄を、月3,980円のiPadアプリで終わらせる ― 飲食店向け新アプリ「TableTap(仮)」構想公開

リース月額¥50,000〜¥70,000 × 100ヶ月 = 総額¥500〜1,000万。この搾取構造を月¥3,980で終わらせる。

「リース月額¥50,000〜¥70,000を100ヶ月。総額500〜1,000万円。サポート最悪。メニュー1個変えるのに代理店経由で1週間。」——これが、いま日本の飲食店オーナーが背負わされている現実です。NextCodeが次に作るのは、この搾取構造そのものを終わらせるためのiPadアプリです。仮称「TableTap」、月額¥3,980・解約自由・お手持ちのiPadで今日から始められる注文管理SaaSとして、世界展開を目指します。

本記事は構想公開フェーズの宣言です。コードはまだ1行も書いていません。まず「何を作らないか」と「誰のために作るか」を、ここで言語化しておきます。

なぜ作るのか — 業界の搾取構造を直視する

全国の居酒屋・カフェ・ラーメン店・焼肉店のオーナーから、ここ1年で繰り返し聞いた実話があります。新規開店時にPOSレジ会社の営業が来て、「初期費用ゼロ・月額制」と説明される。実際は8年以上のリース契約を組まされ、解約金が膨らみ、月額の名のもとに固定費だけが積み上がる。サポートに電話しても繋がらず、メニューを1つ追加するのに代理店申請・1週間待ち・追加費用——という構造です。

個人オーナーがこの仕組みに気づくのは、数百万円を払い終わった後です。「もう一度POSを選び直せるなら、絶対にこの会社にしない」という声を、私たちは沖縄の現場で何度も耳にしてきました。

📊 既存リース系POS vs TableTap(仮) — 8年使用時の総額比較

項目既存リース系POSTableTap(仮)
初期費用¥500,000〜(端末セット込み)¥0(手持ちのiPadでOK)
月額¥50,000〜¥70,000¥3,980〜¥7,980
契約期間100ヶ月リース固定解約自由・いつでも停止
メニュー追加代理店経由・1週間〜アプリ内で即時編集
サポート電話繋がらず・追加費用アプリ内チャット・24h以内返信(Pro以上)
8年総額¥6,000,000〜¥382,080〜¥766,080
削減率最大87%削減

ここに「ハードウェア破損時の交換費」「アップデート対応費」「キャンペーン更新費」が乗ってくることもあります。本来のITの恩恵を受けるべき個人オーナーが、最も高い値段でITを買わされている。これが私たちが見ている問題です。

4コマ漫画 ― 「リース、もう要らない。」

リース月7万円に苦しむ居酒屋オーナーが、TableTapで自由を取り戻すまでの4コマ。HIROKIシリーズ・gpt-image-2生成。
リース月7万円に苦しむ居酒屋オーナーが、TableTapで自由を取り戻すまでの4コマ。HIROKIシリーズ・gpt-image-2生成。

TableTap(仮) の設計思想 ― 何を作って、何を作らないか

1. 「自分のiPadで動く」を絶対条件にする。専用端末を売りつけない、レンタルしない、リースしない。お客様が今お持ちのiPadにApp Storeからダウンロードしてサインアップすればすぐ使える、それだけで十分です。Apple税(初年度30%、Small Business Programなら15%)を払ってでも、この一線は守ります。

2. オフラインで動く。厨房は電波が弱い・店舗のWi-Fiは不安定・停電時もある。インターネットが落ちても注文取れなくなるPOSは、現場では使い物になりません。SwiftDataでローカル保存しつつ、Multipeer Connectivityで同一Wi-Fi内のiPad同士を直接通信させ、店舗ルーターさえ生きていれば注文・キッチン・レジが連携し続ける構成にします。

3. メニュー編集はアプリ内・即時反映。店主自身が手元のiPadで写真を差し替え、価格を変え、新メニューを足し、季節の品書きを切り替える。代理店も承認フローもいらない。これは譲りません。

4. 商品画像はAIで自動生成。「枝豆」「マグロの刺身」と打てばgpt-image-2が居酒屋らしい木のテーブル・暖色照明・上から撮影風の画像を作る。プロカメラマンを呼ぶ予算がなくても、写真付きメニューが今夜から始められます(Pro以上)。

5. 認証はSign in with Apple + メール/パスワード。アルバイトの入れ替わりが激しい飲食店向けに、オーナー / 店長 / バイトのロール分離・売上画面の権限制御を初日から組み込みます。

アーキテクチャ ― ネット必須の常識を捨てる

iOSネイティブ(SwiftUI / iOS 17+ / Universal: iPad + iPhone)。ローカルDBはSwiftData、端末間連携はMultipeer Connectivity、決済はStoreKit 2のサブスクリプション。サーバー側はSupabase(prefix tabletap_)、画像生成はEdge Functions経由でgpt-image-2に中継し、APIキーがアプリ内に漏れない構造にします。WebはNext.jsで管理画面・LP・サポート窓口を提供。

「複数台のiPadが同じ店舗の注文をリアルタイム共有する」という体験を、店舗ルーターさえあれば成立させます。これが既存クラウド前提POSとの一番の違いです。

料金プラン ― 既存業界の30分の1で始める

💰 TableTap(仮) 料金プラン案

プラン月額対象主な機能
Free¥0個人・テスト用1卓・20品まで・基本機能
Standard¥3,9801店舗・小規模5卓・100品・売上集計・画像生成20枚/月
Pro¥7,980中規模卓・品数無制限・画像生成無制限・複数店舗・CSVエクスポート・優先サポート
Business¥19,800〜チェーン・多店舗上記+API連携+専任担当+SLA
年額プラン月額×10ヶ月全プラン2ヶ月分お得

サブスクの値段は最終調整中ですが、既存業界の月¥50,000〜¥70,000という相場を1/10〜1/15まで切り下げることを基本方針とします。「無料トライアル30日 → Standard自動移行」のフローも検討中です。

ロードマップ ― 1日で動く版から世界配信まで

🗓 開発ロードマップ(現時点案)

Phase内容目安
1PRD・DB設計・画面遷移・App Store商品設計の6ドキュメント整備数日
2認証(Sign in with Apple + Email) / メニュー閲覧 / 客席iPadのMVP半日〜1日
3カート・注文・キッチン画面(1台完結)半日
4レジ・会計・履歴半日
5Multipeer Connectivityで複数台連携1日
6管理画面(メニュー登録・スタッフ管理)・gpt-image-2画像生成半日
7Supabaseクラウド同期・売上集計半日
8i18n(日/英/韓/中/西)・アイコン(HIROKIシリーズ)・スクショ・App Store提出半日

MVPは「客席iPad+キッチンiPad+レジiPadの3台が、ネット無し・店舗ルーターのみで連携する」状態を最初の到達点とします。ここまで動けば、すでに業界の主要POSと同じ仕事をオフラインでこなせていることになります。

App Store審査をどう通すか — 1本に絞る

業態別シリーズアプリ(IzakayaMenu / CafeMenu / RamenMenu …)を量産するアイデアも検討しましたが、Apple Review Guideline 4.3 (Spam) でほぼ確実にリジェクトされます。「同じアプリで複数Bundle IDを作るな、業態違いはIAPで切り替えろ」と明文化されているためです。

そこで戦略は A + C のハイブリッド に確定しました。

A. 1本統合: App Storeには「TableTap」1本のみ提出。起動時に居酒屋・カフェ・ラーメン・焼肉などの業態テーマを切り替える方式。テーマごとにカラーパレット・プリセット料理画像・通貨表示が変わるが、コアロジックは共通。

C. ホワイトラベル B2B SaaS: 大規模チェーンが「自社ブランドの注文アプリを出したい」場合は、Web管理画面から契約 → 専用ビルドを生成 → クライアント自身のDeveloper Accountから配信。これは別事業者扱いになるためApple 4.3に抵触しません。

個人オーナーは A、チェーンは C。どちらも一本のコードベースで支えます。

サポートを最大の差別化要因にする

既存業界で最大の不満は「サポートが繋がらない」「追加費用」「対応遅い」の3点です。TableTapではここを真っ向から逆転させます。アプリ内チャットサポート(既読・返信時刻表示)、Pro以上の24時間以内返信保証、ビデオマニュアル、AI診断アシスタント、Discord/LINEオーナーコミュニティ。「サポートを最大の機能として売る」設計です。

名前は仮称 ― 一緒に決めませんか?

現在の作業名は「TableTap」ですが、最終決定ではありません。MenuPad(既存サービスと商標衝突のため不採用)、IzakayaMenu(業態を絞りすぎ)、DineTap、OpenMenu、NextOrder などの候補がありますが、世界展開に耐える名前を選びたいので、ご意見・別案をぜひお寄せください。「これは絶対やめろ」も大歓迎です。

お問い合わせフォームから「TableTap名前提案」と件名に入れてお送りいただくか、NextCodeの各SNSへDMをお願いします。

早期アクセス・テスター募集

MVP(Phase 5まで)が動いた段階で、沖縄県内の個人飲食店3〜5店舗に無償で導入し、現場フィードバックを設計に反映させたいと考えています。「うちで試したい」というオーナー様、または「リース解約を真剣に検討している」という方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

次回更新予定: 設計図(PRD・DBスキーマ・画面遷移)の完成版を、ブログとGitHubで同時公開します。沖縄から、世界の飲食店向けPOS市場へ ― TableTap、出航準備中。

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